みなさま、こんにちは。
久しぶりのブログです。
腰痛で通われているNさま。
腰の痛みが気にならなくなった頃、肩が痛くて上げられないと来院されました。
五十肩だと思うけど、病院での受診はされていないとのこと。
お身体拝見したところ、可動域が少し狭くなっていましたが動かせないほどの強い痛みはありませんでした。背中から首や腕を中心に鍼灸治療をしたところ、可動域が広がり痛みもかなり軽減されて楽になられたようです。
軽い五十肩だと思いますが、鍼灸師が診断することはできないので、一度病院を受診してもらうようお勧めしました。
他の疾患の可能性もありますし、五十肩は保険適用疾患なので五十肩との診断であれば、健康保険を使って鍼灸治療が受けられるからです。
その他、鍼灸治療で保険が使える疾患として、神経痛、リウマチ、腰痛症、頚腕症候群、頚椎捻挫後遺症があります。 保険を使うためには医師の同意を受けることが必要で、鍼灸治療と並行してその疾患に関して医療機関を受診すること(薬や湿布の処方も)は認められないなどの注意事項があります。
anneでは保険治療は扱っておりませんが、お客様が治療を受ける際の選択肢の1つとしてご提案しております。
必要でしたら保険治療をされている治療院をご紹介いたします。
Nさまは病院で五十肩と診断されましたが、ほぼ毎週治療に通ってくださり、3ヶ月ほどで肩の痛みは気にならなくなりました。 日々の生活で肩や腰がだるくなることはもちろんありますので、定期的にお身体のメンテナンスにいらっしゃいます。
鍼灸治療は肩コリ、腰痛ぐらいしか効果がないのでは? と思われている方も多いかもしれませんが、WHO(世界保健機関)でも有効性があると認められている疾患が多くあります。
また、疲れが取れない、冷えるなど病気とは言えない状態の改善にも鍼灸治療は有効です。
病気と診断されなかったけど調子が良くない、なんとなくスッキリしない…と感じている方、体質改善をお考えの方、鍼灸治療を選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。